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【初心者向け!】「ISO感度の基礎」ISOとノイズの関係性

こんにちは!pashalifeのちーぼーです!
カメラ用語って沢山あって大変ですよね・・・
用語を覚えるのが大変でせっかく買ったカメラがインテリア化している人も
少なくないのではないでしょうか?

今回はカメラ用語の中の一つである
ISO感度”について、紹介していきたいと思います。

カメラ用語って、なんとなく難しいなーと感じても
実際理解してみると、簡単なものも多くありますので
是非覚えて、素敵なカメラLifeを送ってくださいね!
では、始めましょう!

目次

ISO感度ってなに?

まず、ISO感度って何?って所から、お話ししていきたいと思います。
ISO感度の定義ですが…

ISO感度とは国際標準化機構(ISO)で策定された写真フィルムの規格であり、フィルムがどの程度弱い光まで記録できるかを示したもの」とされています。
また、ISOの略は
”International Organization for Standardization”
だそうです!

???!!

これじゃ全く何いってるか、分かったもんじゃないですね!
この文章に最初出会ってしまっていたら僕もカメラ続けていたかどうか…
それくらい堅苦しくてよく分からない定義…

なので、簡単に説明しますと

レンズから入ってきた光を、カメラの中でどの程度増幅させるか
その程度を表す数値。
と覚えておくと簡単だと思います。

カメラに光が入ると、その光を電気信号に変換されます。その際に、光の強さを増幅させることができるのです。この増幅させる程度を表すときにISO感度という言葉が用いられます。

ISO感度を調整するとどうなるの?

前の項目でもお話ししたように、ISO感度とは…

「レンズから入ってきた光を、カメラの中でどの程度増幅させるか」

と説明しました!つまり…

光が増幅する=明るくなる

というふうに考えることができます。

写真を撮る環境というものは、明るい日中だけではないはずです!
天気の悪い日や夜、屋内など暗い環境でも、写真を撮る機会は
多く存在すると思います。

そのような暗い環境などにおいて、写真を明るく映し出したいときに
調整する場所の一つとして、ISO感度というものが存在しています。

数値の違いによる写真の変化

ISO感度は上げることによって、写真が明るくなる。
とお伝えしてきましたが…
実は、上げ過ぎた時に生じる
デメリットというものが存在します。
それは…
「ノイズ」というものになります。

このノイズがどのようなものかというと、
画質が荒れて、写真がザラザラとなることです!
実際のISOの数値と、ノイズの関係について
比較していきましょう!

このように何気ない写真を、ISO感度を変えて撮影してみました!
このテトラポッドを拡大して見てみましょう!

まずはISO を100に設定して撮影した写真。

拡大してみても、比較的画質は綺麗に写っています。

次はISO を800に設定して撮影した写真です。
ISO100と比較すると、少し画質は荒くなったかな?
と感じるところもありますが、まだ許容範囲に思えます。

次はISO を3200に設定して撮影した写真。

ISOが3200にもなってくると、やはり写真がザラついてきます。
3200は結構高い数値であり、僕はここまで設定することは
ほとんどありません。

次にISO を10000に設定して撮影した写真。

写真は明るく、背景は白飛びしていますね。
画質もかなり悪く、ザラつきもかなり目立ってきます。

最後にISO を25600に設定して撮影した写真です。

写真は、明るすぎて真っ白に近づいてますね…
ザラつきもすごくて、みていられない写真です。
この25600というのは、僕が使用しているカメラの最高値です。
実際の撮影では、まず使用しません!

※それぞれの写真の違いがよく分からない場合、写真をタップして拡大してみてください!

このように、ISO感度を上げると、写真は明るくなる反面
ノイズによる写真のザラつきが発生してしまうため
折角の写真を台無しにしてしまいます…

なので、暗い場所での撮影の時は
ISO感度を上げるのは最終手段として、他の所から調整するように
心がけています!
(※明るさを調整する他の要素は、別記事で)

ISO感度の設定の仕方

ISO感度の設定方法ですがこれに関してはとても簡単になります。

1.MENUにあるISO感度の項目から設定する。
2.ダイヤル右(ISOと書いているところ)を押し、設定する。
※こちらの機種はSONYになりますが、他メーカーも似たようなものがあると思います。

ISO感度の設定を押すと

このように、ISOを細かく設定することができますので
撮影環境に応じたISOを選択します。

ちなみにAUTOモードというものがあるのですが
AUTOにしていると、その環境に合わせてカメラが勝手にISOを設定してくれるので
便利だなーっと思う方もいらっしゃるかも知れません。

ですが…

AUTOで撮影して後から写真を見てみると、思った以上に高く設定されてて
ノイズ入ってる…なんてことはしょっちゅうあります。
レンズによって明るさが違うので(F値の関係)最小F値が高いレンズ(望遠レンズ)などで撮影するときは、注意が必要になってきます。
なので、私は常にISO100で設定しています!

ISOは最初100で撮影して、F値やシャッター速度などの調整で、撮影が可能な場合はそのままに。
三脚など固定できるものがなく、どうしてもISOを上げなければいけない…
(F値はこれ以上下げれないし、シャッター速度をこれ以上遅くすると、手ブレしてしまう…)
という時だけ、ISOを調整するようにしています。

夜間の撮影時にどうしても手ブレしてしまう時なんかは、ISOを少し上げてみると改善することも多いですね!

カメラの違いによるノイズの変化

カメラにはセンサーが内蔵されていて、センサーのサイズによって
フルサイズやAPS-Cなど種類が分けられます。

例えば同じ場所で撮影したとしても、センサーサイズが違う為、写真として写る場所が異なってきます。
フルサイズの方がより広く。APS-Cは狭く写るというわけですね。
(※フルサイズとAPS-Cの違いは別記事で)

やはりフルサイズとAPS-Cを比べると、フルサイズの方が高性能になるので
高いISOで撮影しても、ノイズが入りにくいと言われていました。
ですが、最近のAPS-C機もかなり高性能になってきているので、ある程度ISOを上げても
許容範囲内の写り方をするみたいです。

僕の愛機はSONYのα6000と少し古いので、撮影する時は結構ノイズを気にして
できるだけ低感度での撮影を心がけています。

まとめ

今回の記事をまとめると

1.ISOはレンズから入った光をどれだけ増幅させるかといった指標。
2.ISOを高くすると写真は明るくなる。
3.ISOを上げすぎると、ノイズ(写真のザラつき)が入る。
4.ISOを上げる前に、他の設定で明るさ調整を。
5.最近のカメラはある程度のISO感度であればAPS-Cでも全然許容範囲に写る。

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この記事を書いた人

福岡県在住の30歳。医療従事者として病院で勤務しているが、将来に不安を感じ投資やブログを開始。仮想通貨をはじめとした、資産運用の情報発信を中心とし、同時に趣味のキャンプやカメラなどの情報も発信しています!

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