こんにちは!PashaLifeのちーぼーです!
最近、インスタグラムのフォロワーさんから、こんな質問を頂きました♪
こんにちは!ちーぼーさん!最近カメラを始めて、星空を撮影してみたいなって思ってるんですけど…設定が分かりません。教えてくれませんか?
実はこの質問、結構何度か頂くことがありまして…
やっぱり、カメラを始めると1度は撮ってみたいと感じる方が多いなーって印象を受けています!
星空撮影してみたいけど…
撮り方(設定)が分からない!!!!
そんな方々のお悩みを解決したく、この記事を書きました!
読み終わる頃には
星空撮影なんて簡単じゃん!!
って思えるようになってくれていると、嬉しいです!
それでは、行ってみましょう♪
星空を撮影する環境
星空を撮影する環境は、ズバリ!
光害の少ない、新月の日
このような日がベストになってくると思います!
街中の光というものは意外と明るくて、か細い星の光は街の光に負けて
見えにくくなってしまいます!
家で見る星空と山などで見る星空の見え方が違うのは
街灯や家の灯りなどの光がないからなんですね!
上の写真は、キャンプに行った時に撮影した星空です!
他のキャンパーさんのテント周囲に配置しているランタンや焚き火の明かりによってサイトが明るかったので、空の下の方はほとんど星が見えていません…
このように…周辺の環境によって撮影に影響が出てきます。
そして新月の日を選ぶ理由…それも光害と同じ理由です♪
月の光は明るいですからね…星が見えなくなってしまいます…
街中でも星空は撮影することができますが、せっかくなら満点の星空や天の川などを
カメラに収めたいなって思いますよね♪
この2つの環境を意識するだけで
星空の写り方が変わってくると思いますので、覚えておいて損はないと思います♪
※注意点
夜景や星空は暗い場所で撮影することが多いです!
誰かと一緒に行った方が安全です!
星空撮影の設定
星空撮影の設定は基本
マニュアルモード(Mモード)にて行います。
設定する項目としては
①F値
②シャッタースピード(SS)
③ISO感度
④ピント
主にこの4つになります♪
ホワイトバランスを設定することもありますが、基本RAWで撮影していたら、後に現像ソフトで変えることが出来ますので、僕は設定することは少ないです!
JPEGで撮影する方は、ホワイトバランスも合わせて設定しておくとベストでしょう♪
F値の設定
F値は基本的に、明るさを出したいので、出来るだけ小さな値に調整していきます!
夜だけど風景写真だし、F値は9〜で設定した方がいいんじゃないですか?
星自体かなり遠いとことにあるので、F値を低くしてもボケることはないですし暗い環境なので、できるだけ明るくなるように撮影していきます♪
光害のない新月の夜は真っ暗になりますので、できるだけ明るく撮影するためにF値は小さく設定していきます!
SSの設定
SSは長く設定すればするほど、光を多く取り込むことが出来、明るく撮影することが出来ます!
F値は低めで設定していますが、それでも明るさが足りなくなるため、SSを調整します♪
SSはできるだけ長くした方が
いいんですか?
実は、長すぎるのも良くないのです。理由は…星も動いているから!
最大までSSを遅くして撮影すると星が動くため、少しブレて写ります!
この写真は、SSを30秒に設定して撮影してみました!
パッと見る限りでは、星もくっきり映っているように見えますよね!
ですが…
このように写真を拡大してみると、点に見えていた星が少し縦長になっているのが分かると思います!
これは30秒の間に、星が動いてしまっているということですね!
なのでSSは
10秒〜15秒くらいで設定することがベストかな?
と個人的には思います!
ISO感度の設定
ISOに関しては、F値・SSを設定した後、それでもまだ暗いって時の最終手段です!
ISOを上げすぎるとノイズが入って、画質の劣化を招くため、なるべく上げたくありません!
上げないことが一番なのですが…そうもいかないので、これは撮影しながらの微調整になりますね♪
ちなみに上の写真はISO640で撮影しています!
(SSが遅いので、これくらいで収まっているという事も多少あります…笑)
中には「3000くらいまでは許容範囲」と聞くこともありますが
可能ならなるべく上げたくない部分ではありますよね♪
ピントの合わせ方
普段の撮影は、基本的にオートフォーカスを使用していると思いますが、星空撮影の場合は
マニュアルフォーカスを使用して撮影していきます♪
マニュアルフォーカスでのピントの合わせ方ですが
このピントリングと呼ばれるものを使用して、ピントを合わせていきます。
まず、目印となる一番明るい星を見つけます!一番明るい星を画面内に捉えたら
次はピントリングを回してピントを合わせていきます♪
ぐるぐる回していると、ボやーっとした感じから、点になるところが見つかると思います!
(おそらく”∞”の辺りでピントが合ってくるはずです…)
星が点(③の状態)に写れば、ピント合わせは終了です♪
撮影に必要なものと豆知識
必要なもの
撮影には三脚が必須となります!
SSをあげて撮影するため、どうしても手持ちだと手ブレが発生してしまい、撮影どころじゃなくなってしまいます!
しっかりとカメラを固定できる三脚を用意しましょう!
あと、可能ならF値の低いレンズ(明るいレンズ)があると、なお良いです。
豆知識💡
SSを遅くして撮影する場合、少しのブレでも写真に影響が出てしまいます!
そのようブレを極力無くすために
セルフタイマーの2秒設定を活用しましょう!
セルフタイマーを設定することにより、シャッターボタンを押した際に発生する振動の影響をなくることができちゃうんですね♪
そして手ぶれ補正はoffしましょう!
手ぶれ補正ONの状態で三脚に固定して撮影すると、誤作動で写真が勝手にブレてしまうことがあります!
このような状況を防ぐためにも、切っておいた方がオススメです!
(撮影が終わったら、戻すことを忘れずに!)
また、星空は結構レタッチも重要となってきます!
レタッチで画質を落とさない為にも、保存形式をRAWにしていた方が良いと思います♪
RAWで撮影するなら、SDカードにも余裕を持たせておきましょう!
オススメレンズ
星空を撮影する場合におすすめのレンズは
F値の低いレンズ。俗にいう明るいレンズがあると良いです!
そして、焦点距離が35mm以下の広角レンズが好ましいです♪
基本的に明るいレンズとなると、単焦点レンズになるかと思います!
僕が今回使用したレンズはこちら!
このSIGMAの単焦点レンズは、風景撮影にとっても愛用しています!
Contenporaryシリーズですが、Artシリーズと遜色ないレベルの画質!
また、F値が1.4まで小さくできるため、ボケ感のある写真も撮れちゃいます!
焦点距離の表記は16mmですが、APS-C換算では24mmとなります♪
ミラーレスカメラで風景撮影をされる方にはオススメの一本です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
難しいと思われがちの星空撮影も、設定さえ覚えてしまえば結構簡単なんです♪
三脚は必須級アイテムになるので、持ってない方は購入も検討してみてください!
ちなみに、カメラには設定を登録するモードもありますので、好みの設定が見つかれば
カメラに記憶させておくと、次回の撮影が楽になりますね♪
ではまた♪
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